スマホカメラのレンズの進化について
スマホのカメラはここ数年で大きな進化を遂げており、もはや簡易カメラの領域を超えてきています。優秀なカメラ機能がスマホのメインの売りと言っても過言ではありません。その中でも、カメラレンズの種類は初代のスマホに比べて大きな変化を遂げています。
2007年発売の初代iPhoneには背面にレンズが1つ付いているだけで、デュアルカメラどころか、インカメラすらありませんでした。画素数は最大で200万画素でしたから、億単位で画素数を競っている現在と比べると、かなり少なく感じます。
インカメラが搭載されたのは2010年くらいからです。2010年発売のiPhone4では、30万画素のフロントカメラが搭載されています。30万画素と言えばだいたいガラケーのカメラと変わらないくらいなので、画質は大きく劣ります。
それから6年後、マルチレンズの先駆けとなる、2つのレンズを搭載したiPhone7 Plusが登場しました。iPhone7 Plusには広角レンズと望遠レンズが搭載されており、撮影状況に合わせて手動で切り替えることができます。
それ以来、各メーカーはマルチカメラに可能性を見出し、こぞってカメラの数を増やしていきます。Appleからは2019年にトリプルカメラを搭載したiPhone11 Proが発売され、注目を集めました。この時点でAIがスマホに組み込まれており、撮影状況に適した3つのレンズの組み合わせを自動で行うことができます。
現在では、クアッドカメラと呼ばれる4つのカメラが搭載されているスマホがトレンドになってきています。まだ主流とは言えませんが、今後さらなる進化を見ることができるでしょう。
スマホ動画をDVDにする方法もあるので、別の機会にお知らせいたします。